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食器の手入れについて(中平窯の場合)
難しい決まりはありませんが、基本としては飲み物や食べ物を入れたまま長時間放置しないこと、しっかり水気を拭いてから食器棚にしまうことが器を綺麗に保つコツです。
貫入と呼ばれる釉薬(表面のガラス質)のヒビに色が着くことがあります。
茶器や酒器では“味わい”としてこれを楽しみますが、気になる場合は漂白剤等で染み込んだ色を落としていただいても問題ありません。
焼き締め(釉薬を施していない)や粉引き・刷毛目の器は使用前に数分 水に浸けておくと、色やにおいが器に付きにくくなります。
【できること】
電子レンジ○(破損した器は不可)
湯煎○(日本酒の熱燗など)
食洗機○※できる限り手洗いをおススメします。
漂白剤○
【できないこと】
直火×
オーブントースター×
冷凍×(特に濡れたままの冷凍)
器入門(どんな器から始めればいい?)
細かい約束事やルールはありません。
「色がきれい!」「形がかわいい!」という感覚的なもの、詳しくなくてもお客様が直感的に好きなものから始めることをおススメします。
伝統的工芸品というと敷居が高いものと感じられるかもしれませんが「ビールカップを花瓶として使う」「蕎麦ちょこを日本酒用に使う」というお客様もいらっしゃいます。
どのような使い方でも“間違い”はありません。
小皿 (15cm以下)特に小さな皿は醤油皿や漬物、薬味などに。12㎝以上はちょっとした取り皿にも使えます。家族分+数枚あれば来客にも対応できます。
中皿 (15cm~24㎝)15cmほどの皿は取り皿にちょうどいいサイズです。20㎝以上の皿は一人用のメイン料理や一品料理に。
大皿 (24㎝以上)30㎝近いサイズの皿は数人分の料理を盛り付けられます。また、余白を取って一人用の料理を盛ることもお勧めです。
※上記の大きさに正確な決まり事はありません。
マグカップ・フリーカップ プライベート用のお茶、コーヒー、ジュース、牛乳など飲み物全般に使えます。
ソーサー付きのカップはゆったりとした時間を演出でき、来客時のコーヒー用としても使用できます。
来客用のお茶の器は「汲み出し」という背の低い湯呑みを5個揃えることが一般的でしたが、それ以外の器を使うことも多くなっています。
ぐい呑み(立ちぐい) 縦に長いタイプのぐい呑みは日本酒の味を感じやすいと言われています。
ぐい呑み(平盃) 平たく盃形のぐい呑みは日本酒の香りを感じやすいと言われています。
そば猪口 蕎麦や素麺のつゆ入れとしてはもちろん、ヨーグルトやトコロテンなどなど 幅広くご利用いただけます。フリーカップとして使用される方も多く、多用途な一品です。
営業時間 9:30~17:00
定休日 水曜日、木曜日
電話番号 0968-68-7326
住所 熊本県荒尾市樺1192