登り窯・展示場周辺

窯焚き

最高温度に近づき、器の表面が光っています。

薪を入れた直後の煙突

胴木の間(窯の一番下の部屋)

 

中平窯ではガス窯、登り窯を作品ごとに使い分けながら焼成しており、
登り窯は伝統的な連房式登り窯を使っています。

 

登り窯はいくつかの部屋に分かれており、下の部屋から順番に焼き上げていくため下の部屋が目標温度に達するころには上の部屋が十分に温まっています。

また、部屋の中を炎が回るように設計されているため、比較的(※穴窯などの直炎式と比べて)均一に温度が上がりやすい窯です。

この様式の窯は時代とともに改良されながら、400年前の技術を今に伝えています。

 

中平窯の登り窯と江戸時代に稼働していた瓶焼窯・瀬上窯との大きな違いは、中平窯の登り窯には“煙突”と“ロストル”が備わっていることです。

このことにより、空気の流れや炎の質などを調整しやすくなっています。

 

小代焼では1250℃~1300℃という高温で作品を焼成します。

同じ土、同じ釉薬を使っても窯のどの位置に作品を置いたかやその時の窯の雰囲気によって作品の表情が変わります。

特に小代焼の特徴である藁灰釉は登り窯で焼成した際の変化が大きく、コントロールが難しい反面、自然な表情が作品に表れることが大きな魅力です。

 

今の時代、決して量産に向いた方法ではありませんが、薪で焼くことで炎の力や土の味がより強く作品に表れると思っております。

作品を通して小代焼の歴史や技術、手作りならではの温かみを感じていただければ幸いです。

展示場周辺の紹介です。

桜の下のサルのオブジェ

熊本では珍しい雪

サルのオブジェと秋の虫

 

小代焼中平窯は小岱山近くの自然豊かな場所に位置し、ゆったりとした時間が流れています。

粘土堀り場から登り窯まで敷地にまとまっているため、スタッフに声を掛けていただければ一から焼き物づくりを見学できます。

 

また、荒尾市や周辺の南関町、長洲町には小代焼の窯元が点在しています。車で移動できる範囲で窯元めぐりもお楽しみいただけます。

荒尾市の小代焼・窯元 

不定休の窯元さんもあります。窯元めぐりの際はお店が開いているか電話等でご確認されることをお勧めします。

隣町である南関町“古小代の里公園”では江戸時代の窯跡である「瓶焼窯跡」「瀬上窯跡」を見ることができます。
小代焼中平窯から車で15分ほどの距離です。

営業時間 9:30~17:00

定休日   水曜日、木曜日

電話番号  0968-68-7326

住所 熊本県荒尾市樺1192

 

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